こんにちは!
相模原のエステティックサロン
モルトカリーナです。
今日から何日間か、お肌の基本についてになります。
皮膚は人体で最大の臓器です。
成人の全身の皮膚を広げると、畳1畳分にもなります。
重さも約3~4キログラムです。
2番目の臓器が脳で1.5キログラム
3番目は肝臓になります。
人体最大の臓器である皮膚は、身体の表面をおおっているとても薄い表皮と
その下にある厚くて丈夫な真皮との、二つの層からできています。
厚くて丈夫な真皮は、その上の薄い表皮を支えています。
表皮の厚さはわずか0.04~0.07ミリ。
ラップ1枚分ほどの厚さですがそこには表皮細胞が5~10層
重なるように並んでいます。
生きた細胞の層なのに、そこには細胞に栄養を提供したり、老廃物を排泄したりするための
血管もリンパ管もありません。
真皮は表皮のざっと10倍の厚みがあり、おもに弾力厚に富んだ丈夫な※1コラーゲン繊維と
それを製造している※2線維芽細胞で形成されています。
肌に弾力やハリがあるのも、このコラーゲン繊維のおかげです。
なお真皮には、表皮と違って栄養を吸収し老廃物を運ぶための血管やリンパ管が
縦横にたくさん走っています。
※1 コラーゲン あらゆる動物の体内に存在する タンパク質の一種。
人間の場合、身体全体の、およそ20%がタンパク質と考えられ、そのタンパク質の
1/3をコラーゲンが占めているといわれています。
コラーゲンは細胞と細胞の間を埋め合わせるセメントのようなもので、細胞をうまく
働かせる役目があります。
※2 線維芽細胞 皮膚の機能を保つうえで最も重要な細胞。
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった真皮の成分を作り出す。
次回につづく
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