相模原のプライベートサロン
モルトカリーナです
マスク生活も早いもので1年になります。
マスクをしていて、口臭が気になったことありませんか?
常にではないけれど、時々「あれっ」て感じませんか?
食後にココアを飲むと口臭が減る!!
口内の代表的な悪玉菌の1つである歯周病菌。
歯周病菌が招く歯周病は、日本人が歯を失う最大の原因です。
そうした中、歯周病菌に対する優れた抗菌作用が見つかり
口内フローラ(口腔内細菌叢)を健全に保つのに役立つと近年注目を集めている
身近な一般食品があります。
それが「ココア」です。
今から十数年前に、胃のピロリ菌にココアが抗菌作用を示すことが発表され
話題になりました。
ココアには、口臭を防ぐ働きも備わっていることが明らかになりました。
そもそも口臭の大半は、歯周病菌の一種であるフゾバクテリウム菌などの口内の悪玉菌が
口臭のもととなるイオウ化合物を作り出すのが原因です。
鶴見大学名誉教授 前田信子先生の行った試験では
18人の成人に対して、毎食後、人工甘味料を加えたココア(100ml)を飲んでもらい
測定器を使って呼気中のイオウ化合物の量を測定。
するとココアを飲み始めて2~3週間後には、呼気中のイオウ化合物が大幅に減り
口臭も弱くなったのです。
しかし、ココアの摂取を中止して1週間後には、再びイオウ化合物の量が増えてしまいました。
つまり、ココアの飲用中は、口臭の主原因であるイオウ化合物の産出を抑えられることがわかったのです。
毎食後ココアをゆっくり飲むだけ
なお、ココアの抗菌作用は、口の中の善玉菌には影響を及ぼさず
悪玉の歯周病菌だけを殺菌するという特徴のあることも確認しています。
さらに、ココアに含まれているポリフェノールには、歯周病菌だけでなく
虫歯を防ぐ効果も見つかっています。
ミュータンス菌などの虫歯菌は、グルカンという酸性のネバネバした物質を作り出して
増殖するのですが、ココアのポリフェノールには
このグルカンを作り出す働きを抑える作用が確認されているのです。
以下のことから、ココアを日常的に飲むようにすれば
口内の悪玉菌が減る一方で善玉菌が活性化し、口内フローラを美しく保つことが
できると考えられます。
みなさんがココアを飲むときは、砂糖を加えず、1回あたり100mlの湯に
ココアの純粉末8g(大さじ2杯半)を溶かします。
素子て歯や歯茎全体にココアがしみわたるように
時間をかけてゆっくりと飲みます。
ココアは1日3回、毎食後に飲むと良いでしょう。
ただし、ココアを飲んだ後は、1時間程度たってから
丁寧にブラッシングをして下さい。
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