こんにちは!
相模原のエステティックサロン
モルトカリーナです。
昨日に引き続き、女性の肌の基本③【新陳代謝】についてです。
肌を乾燥から守る角層を作る表皮細胞はどこで生まれ、どのような一生をすごすのでしょうか?
表皮の最下部に位置し、真皮との境の波上に入り組んだ部分が基底層です。
基底層には母細胞といわれる基底細胞が並んでいて、そこは常に細胞分裂が行われていて
新しい表皮細胞が生まれています。
表皮細胞は生まれて14日ほどで角層の直ぐ下までたどりついて
そこで死を迎えます。
表皮細胞の寿命は14日ほどしかないのです。
人間なら死んだ時点で役割を終えますが、皮膚の細胞は死んでからが「本番」です。
そのあと角質細胞となって、保湿バリアとして大活躍します。
角質細胞もまた、下からやってくる新しい角質細胞によって徐々に押し上げられて
10日前後で最上部に到達します。
この間、バリア機能をになうまでに成熟した角質細胞は皮膚の表面で3~4日間
乾燥や外界の刺激から肌を守る役目を果たしたあと、垢となって剥がれ落ちます。
そうして、直ぐ下に控えている角質細胞に役目をバトンタッチします。
さらに、任務を果たした角質細胞が最後に垢として落下したとき、そのシグナルは
基底層に伝わって、新しい表皮細胞が1個生まれます。
ちなみに、表皮細胞が常に平らな状態を保てるのには理由があります。
1個落ちたら1個生まれるというように、角質細胞と表皮細胞の増減がつねに
コントロールされているからです。
皮膚ではつねに細胞が生まれては死んで、新しい細胞と入れ替わっています。
これを皮膚の新陳代謝といい、新陳代謝によって新鮮な細胞がいつも皮膚に提供され
その結果、皮膚はつねにフレッシュな状態に保たれているのです。
逆にいえば、新しい細胞が生まれる為には、表皮の角質細胞がスムーズに剥がれ落ちる必要があります。
このためエステでは、角質をコントロールするのにピーリングを行います。
ピーリングをすることで、要らなくなった角質のお掃除をして新しい細胞を作り出す手助けをします。
乾燥肌・ニキビ肌・老化肌には有効ですよ。
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